森庄とSDGs ~Leave no one behind~
山守(森づくり)を通して、持続可能な暮らしを支えています。
林業家 森庄では、「森林資源の有効活用のための4事業」を通じて、森林や自然に関心がある方に限らず多くの市民の方々に「木をより身近に」感じて頂き「国民参加型の森林づくり」を広げることで、SDGsに貢献してまいります。
SDGs/全17ゴールについて
ゴール 1 あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
ゴール 2 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
⇔鳥獣害の被害などの軽減を図り、地域の農業環境の質を高める
ゴール 3 あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
⇔地域に根差した産業の雇用者として社会的責任を果たす
ゴール 4 すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
⇔森林ツアーや学校での授業など、「森のコト」を伝え積極的に学習機会を創造する
ゴール 5 ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う
ゴール 6 すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
⇔森林の水源涵養機能を引き出す林業施業を行う
ゴール 7 すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
⇔バイオマス発電所の再生可能エネルギーである木材の啓蒙活動に努める
ゴール 8 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する
⇔長期の視点で経済的かつ災害に強い持続可能な森づくりを研究する
ゴール 9 強靱なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
⇔持続可能な森づくり、また労働環境改善のため新たな技術の採用を積極的に行う
ゴール 10 各国内及び各国間の不平等を是正する
⇔木材のフェアトレードを目指す
ゴール 11 包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び人間居住を実現する
ゴール 12 持続可能な生産消費形態を確保する
ゴール 13 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
⇔林業家として、森の公益性(水源涵養や土壌保全など)を最大限発揮すると共に、自治体や地域住民と連携し災害に強い地域づくりを行う
ゴール 14 持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
⇔「山が海を育てる意識」を持った林業の施業提案を行う
ゴール 15 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
ゴール 16 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
ゴール 17 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
なぜSDGsに共感を示すのか?
SDGs への取組を導入することは、個人、企業、国家・地域、世代、産業など個々の利害のみで行動しているのではなく、地球規模の最適化を目指していることを社会に表明することになります。
それによって、SDGs を共通言語として、それに賛同する人・団体と連携しやすくなるということです。
林業家森庄として「SDGsへの取り組み」を社会に表明すると共に、より豊かな暮らしの実現のためにSDGsへの取り組みを導入されている会社と積極的に協働していきます。
SDGsに貢献する森林と林業
林野庁におけるSDGsの取り組みから画像参照
SDGsのその先を見据えて・・・「Well being」ウェルネス社会へ向けて
「wellness(ウェルネス)」とは、日本語に直訳すると「健康」を意味します。国立大学法人琉球大学によると、ウェルネスは米国のハルバート・ダン医師が1961年によって初めて提唱された言葉で、その意味は「輝くように生き生きしている状態」のことです。ただ肉体的な健康だけを意味するのではなく、健康を広義的・総合的に捉えた概念であり、世代を問わず自然(森林)と過ごす時間を大切にするという価値観が更に醸成されると考えています。また「well-being(ウェルビーイング)」とは、直訳すると「幸福」「健康」という意味があります。ウェルビーイングの定義においてよく引用されるのが、世界保健機関(WHO)憲章の前文の一節です。“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会仮訳)“
私たちは「森」と共に、「地域」と共に、「経済」と共に、多様性を認め、よりwell-beingが実現される暮らしを目指してまいります。