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森から建築へ、そのあいだを歩く

  • 5 日前
  • 読了時間: 2分

森から建築へ、そのあいだを歩く

2026年3月3日。日建設計ウッドラボチームの皆さんに、宇陀までお越しいただきました。


今回の森庄ツアーは、少しだけ特別編。

森からはじまり、製材、加工、そして空間へ。


木が建築になるまでの流れを、上流から順に辿っていきました。


最初は山へ。

見上げると、まっすぐに伸びた杉や桧。

ただ「きれい」で終わらせるのは簡単ですが、そこに至るまでには、長い年月と人の手があります。

定期的に枝打ちや間伐をして、光を入れる。長い長い林業の計画の中で、今できることをコツコツ積み重ねています。

次の世代へ繋ぐために、あえて木を伐る。そして育てる。森は、ただ放っておけば守られるわけではありません。苗作りにも様々な課題があります。

山を降りると、木は「原木」になります。

市場で並び、価値がつき、選ばれ、製材されていく。


一本の木が建築材料になるまでには、たくさんの人の判断と技術が積み重なっています。

どこで切るか。


どこを使うか。


何を残すか。

木を扱うということは、森の時間を預かることでもあるのだと思います。


工場に入ると、空気が変わります。

木の香り。機械の音。

人の手によって、木に新しい役割が与えられていく。

ここでようやく、木は「暮らしの中で使われるもの」へと近づいていきます。


最後は、銘木に囲まれた空間での対話の時間。

森を見る人。


建築を考える人。


立場は違っても、本来はひとつの流れの中にあるものです。

その繋がりを、もう一度ゆっくり辿り直すような時間になりました。

「解像度が上がった」「森庄さんの取り組みを知ることができた」

そんな言葉をいただきました。

情報が増えたというよりも、


森から建築までの“流れ”が見えたということなのかもしれません。


森庄は、林業の会社であり、メーカーでもあります。

木を育てる側でもあり、


木を使われる形へ届ける側でもある。

だからこそ、森から暮らしまでを、ひとつの流れとして考え続けたいと思っています。

森と暮らしは、離れているようで、つながっている。

そのあいだを実際に歩いてみることで、


木や建築の見え方は、少し変わるのかもしれません。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

また宇陀で、お会いできることを楽しみにしています。

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