【新聞掲載】うだころころパーク@平成榛原こどものもり公園
- 森庄

- 7月12日
- 読了時間: 3分
更新日:7月19日

▼7月13日追記
7/13 奈良新聞様に掲載していただきました!
うだころころパークは
宇陀市内4つの中学校の文化部と
地元の林業会社 森庄銘木産業㈱
が共同制作した大型木育おもちゃです。
平成榛原こどものもり公園 森の館2階 多目的ホール内に常設
柱と屋根で囲まれた空間のかわいい看板が目印です!
(〒633-0218 奈良県宇陀市榛原檜牧2107-4)
実はこの多目的ホール、もともとは年に数回、イベント時のみ使用される”もったいない空間”でした。

きっかけは公園の管理会社から「猛暑の夏や寒さの厳しい冬、雨の日に屋内で子どもたちが遊べる空間にしたい!」と相談を受けたことです。
宇陀には屋内の遊び場が少なく、子育て中の森庄社員もいつも困っていました。
「よし、地元の木を使った楽しいおもちゃを作ろう!」
…しかし、どんなおもちゃが良いのか?
普段は林業と木材を仕事にしている私たち。
アイデアに困ってしまいました。
そこで、この課題を解決するために地元の中学生の力を借りることにしたのです。
昨年12月、木育おもちゃの企画・製作を一緒にやってもらえる中学校を募集したところ、市内4中学校すべての学校に参加してもらえることが決まりました。
そして今年1月「うだころころパーク製作委員会」が発足、各学校がオンライン会議などで繋がりながら、木育おもちゃのアイデアを出し合いました。

第1弾おもちゃは"ビー玉迷路"!
各校でオンライン会議をしながら製作を進めて…

3月、初めて4校が対面で集合しました。




初めて使うインパクトドライバーに少し緊張しながらも、協力して土台に盤を設置しました。


子どもが全身で動かさないといけないほど大きな盤上をビー玉がコロコロ進んでいきます。
さっそく試しに遊んでみると…
「やったあ入った!」
「ここ通れそうやけど行き止まりか~」
「中学生でも難しいやん(笑)」
と大盛り上がりでした。

組立ての後は、うだころころパークの材料となった木材についてのお話です。
”宇陀には豊かな森林環境があります
一世代前の人々が後世の私たちを思って植えてくれた緑の恵みです
森を守ることはまちを守り、命を守ることに繋がる
この木育おもちゃの木は宇陀の杉とひのきです
地元の木を使うと地元の森林がより綺麗に整備されていきます
おもちゃになったことで、また次の世代の暮らしに恵みを与えてくれますね”
最後に来場者へのメッセージを描きました。


4月 有志メンバーによる看板設置




(7月ピタゴロ装置組立て記事 編集中…)
2025年3月25日ビー玉迷路設置
2025年7月12日ピタゴロ装置設置

うだころころパーク製作委員会
菟田野中学校 美術文化部
大宇陀中学校 美術部
榛原中学校 美術部
室生中学校 文化研究部
森庄銘木産業株式会社




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